海外FXのスプレッドは広い!国内FXと比べてもなぜ広い?

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海外FXのスプレッドはなぜ広い?

国内FXを利用していると、スプレッドは非常に狭く最近ではドル円では0.2pips程度が標準となっています。
そのためスプレッドによる影響を受け、トレードをする上で不利に感じることは少ないでしょう。
しかし海外FXでは、スプレッドが広く設定されておりドル円でも1.6pipsや2pips程度で設定されている会社ばかりです。
なぜ国内FXと海外FXでスプレッドにこれだけの差があるのでしょうか?
それは国内と海外でFX会社が採用するトレードの仕組みが違うためなのです。
そこで今回は、海外FXのスプレッドがなぜ広くなってしまうのかを紹介します。

海外FXのスプレッドが広いのはNDD方式を採用しているから

海外FXのスプレッドが広くなってしまうのは、NDD方式を採用しているためです。
NDD方式とはNo Dealing Deskの略で、FX会社はトレーダーの注文を受け付け直接インターバンク市場に注文を流す方式となっています。
つまり海外FXはあくまでトレーダーとインターバンク市場の仲介をしているだけで、システムによる運用によって透明性の高い仕組みとなっているのです。
ではなぜ海外FXのスプレッドが広くなってしまうのでしょうか?
それは海外FXの主な収益がトレードを仲介することによって得る手数料によるものだからです。

海外FXはスプレッドを収益のメインとしている

海外FXではトレーダーの注文を全てインターバンク市場に流すため、トレーダーから仲介手数料を取ることでしか利益を得ることができません。
結果的にスプレッドを広く設定し会社としての収益を得ているのです。
そして、スプレッドがメインの収益となるということは、トレーダーがトレードをする回数やポジションが増えれば増えるほど、海外FX会社の利益は大きくなるということになります。
そのため、海外FXではトレーダーが勝ち、さらに大きな金額でのトレードやトレード回数を増やしてくれることが結果的に会社としての利益につながるため、トレーダーにとって有益なサービスも展開しているのです。

スプレッドが広いのに利用者が多いのは他のメリットが大きいため

ではスプレッドがこれだけ広いとトレーダーからは嫌がられると思うかもしれませんが、それでも利用者が多いのが現実です。
これはスプレッドが広いというデメリットに対して、他のメリットが大きいため海外FXの利用者は増え続けています。
例えば、
 ハイレバレッジ
 ゼロカットシステム
 口座開設や入金ボーナス
 リクオートなし
などのトレーダーにとってはメリットになるサービスが多く、スプレッドを余分に支払ったとしても有り余る利益とメリットを手に入れられることができるのです。
まさにトレーダーが得られるメリットが大きく、その分トレードをする回数も増えることにより、結果的に会社が得られる利益も増えるという相乗効果のようなものが海外FXでは生まれているのです。

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